猫の病気予防

ワクチンなどで予防可能な病気

※猫には混合ワクチンがあります。ワクチン接種で病気を予防しましょう。
ワクチン接種以外でも予防できる病気があります。定期的な病院受診をおすすめします。

① 猫3種混合ワクチン

高熱、嘔吐があり、腹痛で下痢が始まると脱水症状になります。もっとも危険な感染症の一つで、子猫は1日で死亡することもあります。

感染力が強く、他のウィルスとの混合感染が多いです。咳くしゃみ鼻水が続き、子猫は死亡することもあり回復してもウィルスは残ります。

咳・くしゃみ・鼻水など、風邪みたいな症状が続きます。悪化すると舌や口の周りに水疱や潰瘍ができ、肺炎を引き起こすこともあります。

② 猫5種混合ワクチン

※上記の3種混合に加えて、以下の2種を含めたものが5種混合となります。

白血病やリンパ腫、貧血などを起こし、免疫機能を弱めるため、他の病気にもかかりやすくなります。治療が難しくなります。

クラミジアによって引き起こされる猫風邪です。結膜炎や発熱、食欲不振、体重減少などの症状がみられます。猫同志の接触で起こります。

③ ノミマダニ予防のお薬

室内に生活していても、ノミ・マダニには注意が必要です。ご家族が外出先で洋服や靴にくっつけてしまい、そのまま持ち帰ると暖かい室内で繁殖します。入念な清掃で清潔な状態を保ち、お薬で予防してあげましょう。
今ヒトにも感染して注目されているSFTS（重症熱性血小板減少症候群）はヒト・猫・犬共通の病気です。マダニがうつします。

④ 尿路結石症の予防

トイレに行く回数が増え、オシッコが少ししか出ない、オシッコをするときに痛がってなく、血尿が出る、落ち着きがなくなるなどの症状が現れます。１日以上オシッコがまったく出なければ尿毒症になって、命に関わる危険な状態を引き起こします。
※尿石症対応の市販のフードでは防ぎきれない場合がありますのでご注意ください。